生的過干渉

僕の劣情、散文、君への過干渉。

全日

春の雨は僕に紅茶を運んできた

数ページもの間に綴られるのは形への哀歌

存在すら輪郭を得たがり、

僕は僕を保てなくなった

君の中に僕はいるか

それは何世代前の僕か

形創る前に

幾つもの

偉大な感情を取りこぼしてはいないか

 

最終バスの常連共の

見慣れた顔から放たれる憂鬱が

僕の背筋を纏っては染み込んで

僕を同義に変えてくれる

 

柔らかだったのはいつまでか

春は果たして春なのか

数えきれない動線と種火が

その腹の中を満たしているのか

 

あなたはまだ僕の中を

裸足で闊歩する夜桜と

まだ咲いてもないはずなのに

透明八重桜が何層も何層も

目の前に浮かぶ死体と愛憎が

折り重なって僕を睨む