2018-07-27 こい 詩 避け続けてきた王道の音楽に 無様な僕の色恋が 全否定されていくのに 同じ曲を何度も何度も 反芻せずにはいられない 僕の身体も心も 溝に突き落とす いつものアンダーソングは 昨日からとっても耳障りだ 僕の目の前にある 人から外れた吐瀉物が 僕の前でのたうち回りながら その名前を叫んでいる それは到底、こいと呼べないけれど