生的過干渉

僕の劣情、散文、君への過干渉。

小宇宙

冷奴が

テーブルの上に乗っている

ただの

何もかけられていない

冷奴

僕の部屋に

ハムスターが

転がってる

ケージに入った

ハムスター

僕のじゃない

ハムスター

冷奴の上に

ハムスターを

のせよう

そうだ

のせよう

ハムスターを

みにいく

僕の両足が

ハムスターに向かって歩く

ハムスターは寝ている

月曜の昼間

学校はある

僕は死んでいる

ハムスターを掴む

ハムスターが起きる

じたばたとする

ハムスターが木屑に落ちる

うまいこと着地する

すごいなあと

僕は感心する

ハムスターは

開いた窓の隙間から

どこかへゆく

僕はただそれを

ぼおっと見ている

机の上の冷奴は

まだそこにいる

僕はそれを

手で掴んで

口に入れる

味はしない

冷奴

冷奴は逃げない

机の上は

ぐちゃぐちゃの白い残骸

隣の居間には

僕の死体