生的過干渉

僕の劣情、散文、君への過干渉。

回想

レアチーズケーキが苦手になったはずだった

綺麗な人の舌で溶かされたアイスがカップの底で混ざる

底でどろどろに溶けたアイスが苦手だった

すごく濡れた木のスプーンでそれを掬いあげては口に運ぶ

こんなに綺麗に食べたのはいつぶりだっけ

レアチーズケーキアイスのほのかな酸味と甘みを口の中に追いやっていく

僕が好きなのは上の桃のシャーベットなんだけど

嫌いも苛立ちも何もかも

ぶつけている?僕は間違っているのに

思い出す横顔がひどく鮮やかだ

たかだか蛍光灯に照らされたくらいなのに

舞台の上に立ったあの一瞬を思い出す

あの日から僕は不甲斐ない僕