2017-09-19 キヨウユメ 散文 無駄に年だけを重ねてしまった僕の夢に 学生のままの君がいた 無茶苦茶なことを 絶対言わない君の口が すらすらと動いて 怖くなって拒絶した僕に 眩しい光となって目が覚めた あれを受け入れていれば あれに重ねてしまえば 現実なんてもう失えてしまえたはずなのに 何度夢をなぞっても もう君はいなくて 何度も繰り返されて 蹂躙し尽くされた歌詞みたいに 君を探す為、僕は悪夢を見る