生的過干渉

僕の劣情、散文、君への過干渉。

買ったばかりのゲームにも手をつけない

データを速やかに移行しては破棄す

縦折山折を完全無視して鶴だけを折る

落書き帳に講義の板書きを書く

定期代で溝蓋を買う

家には溝が一つもない

団地の横で泣く猫の横腹を凝視す

蠢くは赤子か隣人か

何も知らないと核の凹凸を押す

役人共が押し付け合いで揉めている

柱に括った紐が台風で揺れる

赤い色が風流である

ぶら下がったものから液が垂れる

それを椀に注いでウオッカで割る

幸福の投げ売りで女が身投げす

やがて這うのは父か母か

何かの縁だと新手の神の勧誘を受ける

いつの間にやら女が嫁入り

僕の腕に静脈注射を刺してみる

点滴に混ぜるは綺麗な硝子片

許しを乞うても僕は考で

動にもならぬ、甘い明後日