生的過干渉

僕の劣情、散文、君への過干渉。

ない

何かを忘れてしまうのが怖い

忘れたいことばかりの癖に

私の中で私が消えるのが怖い

断片も残らないくらい

過去に囚われて

記憶を失くして

指を指されて

おかしい人だと笑われて

それでも町中を徘徊して

行く宛もなく徘徊して

孤独で何も無く

人に迷惑だけをかけ

お金も無く家も無く

生きていることすら風前の灯で

服もなく靴もなく

ただひたすらに彷徨い歩いて

目的地もなく

借金と年金の紙だけが私を追いかけるような

そんないつかが怖い

歳をとるのが怖い

いつもと違うことが怖い

誰もいないことが怖い

孤独が怖い

お金のない生活が怖い

何もかもが怖い怖い

怖くて仕方が無い

怖い怖い

助けて欲しい

どこにも助けを求められないのに

誰も私を助ける見込みもないのに

そんな人間関係

築いてこれなかった自分が悪いのに

怖くて怖くて

震えて泣いて

私は怖いとぶつぶつ呟いて

何もかも失って

無いものばかりを数えて

そんな日々が怖い

怖い

頭がおかしくなりそうなくらい怖い

どこかがひたすらに痛い

寒い、空虚だ

何も無い

そこには何も無い

怖い

怖さと痛みと絶望が横たわっている

それでも私は終われない

生きてしまっている

終わるを押すことが出来ない

それも怖い

どれも怖い

何もかもが怖い

怖い

誰か

怖い

誰もかもが怖い

それなのに誰かを呼ぶしかない

ないものねだりに知っている名前を呼ぶしか

何度も読んだ名前を呼ぶしか

それすら出来ない

私には何も無い

ただそこに

心臓が浮いているだけ

それだけのわたし