生的過干渉

僕の劣情、散文、君への過干渉。

損なはなし

親の金で一番くじを引く

バイト終わり21時

嘘をついて時間を早めた

ガチャを引く、ひたすらにガチャを引く、

いい賞が当たらない

ふと思い出すのは小学校の頃の運動会

父親がいない僕はただひたすらに惨めを晒した

母親とおばあちゃんが来てくれているのに、そばにいたくないと一人で逃げた

どうしようもないことばかりの世の中で

大事にしてくれるものをひたすらに傷つけた

好きな人を突き落とした

思い通りにならなければ壊した

どうやってもどうにも上手くいかなかった

偏差値の低い大学に入った

誰とも話も合わなかった

私立の大学で金がなかった

何度か本気でやめようかと思った

水も合わなかった

教師も合わなかった

誰も僕を見なければ僕も誰も見なかった

はじめは誰とも話さなかった

高校の時のヤツらの連絡先は卒業式の日に消した

元々仲のいい奴なんていなかった

そうやって通う場所が変わる度にリセットボタンを押してきた

当たり前のように何も残らなかった

大学でもそうだった

バイトでもそう

はじめは受け入れようと触れてきた女共も皆一様に僕を嫌った

吐き捨てた落とした踏みつけた憎んだ

そうして何も思わなくなった

僕は人の通過点であった

僕は誰とも上手くやれなかった

社会不適合者1級だった

長電話は割と好きだった

受話器を通せば声が聞こえた

少しひとりじゃない気がした

電話の向こうはやはり人間だった

少し感情が触れるとそれをぶつけた

ガンガンと何度もぶつけるうちに人は歪んだ

歪んだ僕を嫌になった

僕はまともな人間であった、そうであると思いたかった

僕は誰とも相容れなかった

だんだん好きの感情も分からなくなった

恋愛が分からなくなろうと恋愛から逃げられなかった

もがけばもがくほど人は僕を囲った

秀でた奴などいなかった

ただそばにいてくれればそれで良かった

寂しい時に僕の言うことを聞いて僕より何歩か先を行く少しズレた人が欲しかった

僕は理想に囚われすぎた

僕の頭は現実を追い越した

僕は何かを見失ったら

分からなくなった

人と話すのがあれだけ好きだったのにそれも何だかブレてきた

何が楽しいのかも何もわからなくなった

ただただ人に寄り添われたかった

肯定されたかった

愛されたかった

唯一でありたかった

だけど僕はそれに値するだけの人間じゃなかった

本当にただただ

それだけの話