生的過干渉

僕の劣情、散文、君への過干渉。

夜踊る

スキップでヤマモモの実を踏み潰す

ぐちゅぐちゅの赤い汁が白いハイヒールを汚す

これは僕が僕のために買った靴だ

いよいよ可笑しくなってきた

家の近くの込み入った道

ヤマモモの木が植わっている

コンクリートに降るように赤い実が

たくさんの何かを汚してゆく

それが愉快でたまらなく面白い

男の僕が汚すためだけに白いハイヒールを

履きなれずふらふらになりながらも何度も

よろけてステップを転けてダンスを

この赤と一緒に

踏んでまた踏まれて

赤い汁を撒き散らしていく

ああ馬鹿で滑稽

壊れる楽しさ、捨てられることの屈折

赤いハイヒールで丸い実を平に

ストラップを脱いで素足になって

石が刺さる虫を潰す

足から赤が漏れる

それも僕、あれも僕、ここら一面は全部僕だ