2017-06-30 常時 詩 「可哀想だね」で僕が始まる 朝5時の情景 僕を見ない双眸 僕に触れない指先 偽善と子供 夜行バス、性行為 ボランティアで抱いた未成年 ゴムの不始末、静止 流れ作業と友達の女 知らない世界、僕の世界 鏡に映った澱んだ男 身体すら青に見えてきた 髪を染めた 僕を止めた それすら滑稽に見えてきた