生的過干渉

僕の劣情、散文、君への過干渉。

後者

ふと気付いた

バスの車内に僕以外誰も乗っていないのだ!

時間は九時前半、そんなに遅くもない

こんなことは初めてだ

なんだか怖くなって、すぐに降りた

辺りは鬱蒼とした霧に包まれていた

丁度、大森靖子のTOKYO BLACK HOLEが途切れたところだった

家まで100m程の道を歩く

なんてことない道だ

人も誰も通らない、街灯も暗い

そんな道だ

「時がきた今 捉えてよ今」

イヤホン内で音は鳴らないのに

僕の脳内で何度もリフレインする大森靖子の声に

少しの非日常を覚える夜だった