生的過干渉

僕の劣情、散文、君への過干渉。

蒼蒼

全く、いつ頃からかは分からない

僕の中にたくさんの人間が棲みつきだした

そいつらは信じられないほど身勝手で、縦横無尽だ

僕が止まれと言っても歩くし、静かにしろと言ったら騒ぎ出す

望んだとおりにも動かず、無理やり押さえつけるとぎこちない動きで口をパクパクさせる

僕はそいつらを自動人形と呼んだ

僕の指示のないうちは好き勝手に生きるが、僕が何かを指示すると途端にカタカタと人形に戻る

まるでトイ・ストーリーの世界だ

しかしこいつらは紛れもなく人間で、僕が創ったもののはずだ

なのにこいつらは、逆に僕を支配しようとする

今も頭の中を確かな声音で意志となって!

今これを書いている僕も、僕ではないかもしれない

僕の意思が僕ではない誰かを乗っ取って?

自動人形だと認識しているだけで、僕がそっち側だとしたら?

そりゃあ僕が気付けば動かないよ、無理矢理に動かすとぎこちなくなるよ

じゃあ僕は一体なんなんだ

僕は誰だ?

この世界に、自分が何者だとはっきり証明できるやつが何人いる

生まれてから自我を持つまでの間

いや、今この一瞬ですら!

確証を持てる奴がいるか?

所々記憶の抜け落ちたところがあるだろう

覚えていない部分、本当の記憶か怪しい部分

誰しもそんなものがあるだろう

じゃあ僕らは一体なんなんだ

空には天井があって、硝子玉の世界ならば?

生命のQ.E.D.を教えてくれよ

今のこの僕を認めてよ、ぼく