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生的過干渉

僕の劣情、散文、君への過干渉。

爛々

目の前には線路がある

灯りに羽虫が群がる

羽根を焦がして翔ぶ

輪を描くようにして不規則に飛散る

何十匹も何百匹も

それは僕らが臨んだ宇宙

アレもこれも僕の断片

虫は僕をふいに喚ぶ

さぞかし気持ちがいいように、蛍光灯に当たって妬ける

痛くて死んで、それがすごく欲で、よくて、気持ちが良くて

ああ、またあの他人(ひと)が逝ってしまう

僕に心などあるはずがないけれど

痛みに慈悲などあるはずがないけれど

それは誰もが臨んだ宇宙

愛と詠んで、また蓋を開けろ

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