生的過干渉

僕の劣情、散文、君への過干渉。

恋愛論

人間は完全に信じきってはならない。

特にそれが恋愛関係なら尚更だ。

付き合う前の段階で何か違和を感じる人間は十中八九何か持っている。

それが体裁の良いやつであればある程、裏になにか言えないことや嘘を持っていることが多いからだ。

長年愛したものを簡単に裏切るな。

自分にとっての信仰対象はそう簡単に変えるものでは無い。

恋愛など、行き過ぎた宗教で、瞞しだ。

しかし、人間は須らくそれに囚われていて、どう足掻いても抜け出せず、それと共に生きることを強要されてしまう。

恋愛という戦争から逃走するやつは愚かだと。

まるで兵役のように戦争に立ち向かうことが当たり前に語られているのもまたおかしい。

この時代、恋愛などと一笑に付すことも叶わぬ何とも不自由な時代だ。

人間共も進化し、メンヘラ、マザコン、受動態など地雷原を裸足で突っ走るようなことをせねば恋愛は出来まい。

その中からうまいこと不発弾や、隠れ弾に気を付けながら瀕死になって這わねばならない。

しかし僕らは恋愛をせずにはいられない。

そしてそれは人間だけに留まらず、2次元のキャラクターにも飛び火する。

自分の理想のキャラクターを追い求める男女が増え、恋愛は勢いを落としたかに思えた。

リア充死ね」の言葉の裏には、「自分もリア充になりたいけどぜってー無理」の語彙が隠されている。

もはやどのような人間さえ、この恋愛戦争の荒野を無傷で渡ることは不可能なり。

ここに、1人の僕がある。

僕もまた、傷まみれになり血反吐を吐きながら、この戦争に自慢の一張羅である大学入学時に買ったスーツで挑めしものである。

時は満ちない、永遠に月は欠けたまま。

僕は若さを機関銃に変えて、この戦争の海を、地雷原を、爆風に飲み込まれ、四肢が散り散りになろうとも、渡りきり、潔く死んでやる。