生的過干渉

僕の劣情、散文、君への過干渉。

地獄形アイドルソング 1番

お風呂前に前髪を切った前世での罪洗い流す為此日の為に、咎なき人 噛(は)んでは軈(やが)て ひとを辞めた延ばした命(みこと)洗面台に張り付いていく! (好きな男子(おのこ)に赤い詰めのマス 嫩(わか)い処女後、血糊点) 切り揃えた(罪!)(罪!)(罪!) …

スガル

連絡がこないと言うことは つまりそう言うことなのだ 説明会に参加した企業然り 初投稿の小説然り 別れた恋人に至るまで 連絡がこないと言うことは もう相手は僕のことなどどうでもいいのだ 微塵も興味がないし ましてや存在すら知らない、頭にない 最後の連…

今晩がまた来た 予定調和のように すべてが上手くいかなくなる 電車に揺られ極寒の シベリアあたりで卸される あなたは今日、ひいては昨日 北極星を惹いたから 天蓋から石屑がばらばらばらと 僕の身体に降って来る それはかつて 宇宙で輝いていた者達 深い意…

ソウシソウアイ

毎日涙が止まらないんだ 意味の無い水分をひたすら失ってるんだ なんで泣くのかもはや分からないんだ 当たり前ができないクズだ さよならしてからのヨルは 自殺待機の養豚場 それから僕は食用に なれない藻屑だ、今廃棄 消えたらどんなに素敵だろうな 僕も僕…

やっぱり君は 僕以外に恋をした それもまた素敵な恋を 僕から手放したんじゃない 僕は手放されたんだ そうしてそのままずっと 僕がおかしくなっても それでも君をずっと 僕の身体が本格的におかしくなって 死がいよいよ間近になっても 君は素敵な素敵なラン…

馬鹿らしいな、ほんとに僕は 一瞬でも君が 僕を覚えているなんて そう考えてしまったこのがらんどうな精神が 検索画面に打ち出した誰かの名前 花火が綺麗だな、真冬こそ 眼鏡のフレーム何もかも 終わってしまった過去を 追いかけているのは僕だけなのに 深い…

前約

皆既月食を僕は見ない ノスタルジックな夜みたいだ 君は僕を見つけるか 総じて異議を唱えていくのか 真冬の夜中に出歩く憂鬱 ああ言えばこう言う「どうすればいい?」 模試の回答 裏の落書き あの中に僕は生きていたんだ 青春は熱病、今も尚 若さだけでトリ…

動悸

高校時代の知り合いが みんな遠くへ行ってしまった そこでの生活があるから もう僕には見向きもしない 高校時代には戻れない あの時にもう一度戻ったとしても きっと彼らは僕を見限って 新しい春を選ぶだろうから 君はどこに行くんだろう 彼の京都?はたまた…

マジックシュガー

‪ケーキ屋の紙袋にいっぱい詰まったケーキを持ち歩く時、女は誰でもかわいくなれるのだ‬ 汚れたハイカットがバレエシューズに代わる 柔らかな光が舞い踊るように差し込み バス停に立つ数十分すら、片思いの人との待ち合わせのよう ケーキを片手に持てば、世…

雑食

冬の空気は酷く冷たく不純物がない マスク越しでもそれは変わらない 年が明けて新しい年に生まれ変わってしまったようだけど 僕の中にグラグラと沸く溶液は 何もかもを蕩かして青緑に変えてしまう それも腐った沼のような色の 爽やかな灰色の院内は 今流行の…

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真夜中の台所で 僕の知らない音がする 包丁を擦り合わせ 脊髄を震わす金属音 澄み渡った匂い 冷蔵庫がブゥゥウンと鳴く 換気扇は止まる 窓は開かない 外は真冬 台所には誰もいない 声もしない 物音だけが不規則に あちらこちらに 行ったり来たり それを頭の中か…

ソウメイ

あなたのお気に入りの 白いパーカーには僕の経血が ベッドの端から溢れるのは 抑えきれない嫉妬とその説 生皮剥いでもそれになれない 微笑と傲慢で愛は死ぬ 枕元に置く着用済の布切れから 誰の匂いもしないこと 死後はゼンニン あなたは人じゃない 震えが止…

まつ

(君の)錆にもならぬ僕の命が パチンと弾ける音がした 君の名前を呼ぶ度に 寿命が削れればいいのに 消費されても尚消えぬコンテンツ 恋愛って言うんだろう 振り向き様に被った青色 春の匂いと酷い刺繍

相対

編んでるマフラーの話ばかりになるけれど 僕の話を聞いてほしい 元は誰のために編んでたっけ それすらきっと不明瞭 思い付きと均一価格の毛糸 僕はいつだって 季節を追っていたくって 秋には秋らしくマフラーを編んでいた 今年のハロウィンは きっと去年のハ…

変質

朝の駅のホームのレールのその深い舌の奥を 覗き込んでしまうのは そういう癖があるのは 高いビルや階段の上から飛び降りてみたくなるから高い所が怖いのと 同じだったような気がする きっと同質で遺棄的なものだ ホームで並ぶ時、一番前になりたくないのは …

はれ

他人のかさぶたをベリベリと剥がす 僕じゃないから、痛いところがわからない 際限なくかさぶたの奥の皮膚まで剥がす 痛がる顔で我に返る、返るだけ 皮膚だけ剥いだらどうなるだろう その下のピリピリとした血管すら きっと君は綺麗なんだろう その君が誰かも…

買ったばかりのゲームにも手をつけない データを速やかに移行しては破棄す 縦折山折を完全無視して鶴だけを折る 落書き帳に講義の板書きを書く 定期代で溝蓋を買う 家には溝が一つもない 団地の横で泣く猫の横腹を凝視す 蠢くは赤子か隣人か 何も知らないと…

寝言

暴論の上に暴論 伏線の下に伏線 破水したようだ僕の夢が 柔らかく煮込んだ左耳みたいだ 相乗効果で自殺を誘おう 君んとこの猫が昨晩他の男に飼われてたよ 処女の血は甘くて美味しいってバイト先の店長が 舌なめずりした先にカッター仕込んで二つに割った あ…

雨が降るようでふらないような 晴れでいて土砂降りのような 曇の隙間に稲光のような たまに滲む青色が幻のような そんな人生の只中で 詰めたペットボトルが栓を開けた 袋とじやおまけの中身を 知ってしまえばつまらなくなるような そんな正解を僕は知ってい…

ない

何かを忘れてしまうのが怖い 忘れたいことばかりの癖に 私の中で私が消えるのが怖い 断片も残らないくらい 過去に囚われて 記憶を失くして 指を指されて おかしい人だと笑われて それでも町中を徘徊して 行く宛もなく徘徊して 孤独で何も無く 人に迷惑だけを…

緊張と重度の責任感 何もかも全てがのしかかり 身体中の針がブレる 今まであった痛いこととか 言えなかったことが 澱んで底に溜まっている もう言えないままでいいけど 僕の人生痛いことばっかじゃなかったはずなのに 文にすると口について出るのは痛さと苦…

夜短縮

夜短縮して 夜風を変えて 布団を剥がして 街灯を叩き割って 季節を二足飛びして 紅葉と桜を踏み潰して 街路樹を散々切り倒して 玄関を何度も大きく叩いて 朝を早めて夜を見ない振りで 季節を感じず何も過ごさないで 異常なまでのピンクとオレンジで 留めずに…

14

油絵に絵の具を撒き散らしたい それが良くないことだとしても 何をしても昨日を振り返り見て 吐きそうになる秋を待つような 目薬が口に垂れる感覚で醒める 初恋以外が恋じゃないと三往復 膝に手をついて誰かに謝りたい 許されたいその快楽を得る為に いつか…

いちばんあかるいの

昨日夜明け前をみた 人が夜明け前に次々と夜明けに飛び込んだ しゅわりと泡みたいに弾けた人は くるくると丸まって砂糖菓子になった それがポロポロと地上に落ちて 丸い小瓶に詰められていく お菓子工場の煙突は 今日も煤だらけで その下で工場長と人妻の婦…

風呂

浴槽覗けばパノラマビュー 目眩く世界 湯船に母船 足も付かない翼状社会 背中を流れる泡がヒレになる 怪獣たちをサラッと懐柔 明日からきっとみんなともだち 薄情者は首からちょんぱで 世界はもっとクリーンであわわ。

可愛い女の子をぐちゃぐちゃに虐め抜く そうしたい訳でもないはずなのに 泣きそうな顔で訴える言葉が 耳障りがよくてなんだか素敵な夜 優しさや良心をぐちゃぐちゃに棄ててしまえ そうした先に僕が出来るなら そうやってしまいたいと何日も 泣いては吐いた夜…

八月の終

カップルばっかで嫌になる地下街 わかれた彼女を精神で反芻して 惜しさと愛おしさで狂いそうだ 若さだけで作った価値観 ブレてきたのは酔いの静 何も無くなったと、何度も叫んだ 背が突然低くなった 目の位置も幾分か落ちた 視力は光の速さで落ちた もう3歩…

排水溝やドブ川の中に僕を見た お山座りをして 口から黒い泡を吐いた 僕は溝いっぱいに膨れ上がり ぱん と破裂した 小汚い薬液が散らばって 道路を過去色に染めやがった それを知らん顔した君が 踏み潰して 足跡を遺して行く それは染みになって 吐き気にな…

携帯は鳴らない

天然水が酷く不味くて 吐けない殻だけ 集めて濾した 真夏日の今日は 君恋しさに 線路に飛び出してみたくなる 月の出る晩は 感情のダウンロードに手こずって 軽四トラックに跳ねられる それだけを抱えているんだけど 僕はどうにも 生きていくことも曖昧で ま…

愛している夜の口付けと さよならキッスがおんなじ誰かが 僕の電子体 猫を殺した 通って魔の裏 死にたいの数だけ犯した水色 ぬいぐるみの眼がやけに苦しい フローリングの染み 死ねなかったねと過去の嗤いが 真っ白な紙切れになって 僕を切って 流れる血は …