生的過干渉

僕の劣情、散文、君への過干渉。

普通の中の普通が普通の僕を嘲笑っていようとしてもそうやってまた僕は自己弁護を繰り返すのかい

あああああああああああ僕は僕を見ている僕は唯ひたすらに僕を見ている!!なのに向こう側から僕がまた僕をその目の奥からまた僕が覗いている僕が僕を見た先に僕が鏡台が激しく歪むぽたぽたと何かを青い液体が頬を伝う色が反転する僕を見る僕が僕を笑う僕の…

全体図

世界は僕を軸に回っている 僕が世界を観測しない限り世界はどこにも存在し得ないし 僕が世界を見ないふりし続けると世界は僕に見てもらおうと必死になる 僕が世界を見捨てればそこで僕の世界は終わってしまう たったそれだけの世界だ それだけのものに何故こ…

全方位への痛みだった 僕は何かを失えばどこか壊れてしまうのに 何も失わなければ全てを奪われてしまう 僕自身の手持ち札全てをオールベット 勝手に始まった詰まらない問答だ 一番大切なものが分かっていたはずだった いつの間にか背負い込んでいた死人は重…

陽光

謂れのないあのをんな一人の為に、バスは煌々と待つてゐるのだ。高下駄が五月蝿く高い音を立て殴る。計らずにそれを警告音として轟かせてゐるのか。をんな自身を鉛の塊と揶揄してゐるのか。こんなものなど雑記だ。をんなの唇は照りを出し、腎も六腑も熟して…

口語自由詩

白を濁した微睡みの中で君はきっと僕を見るだろう鬱々とした意識の中で女に毒された崇高なはずの君の思考は僕をぎょろりと睨めつけそうして言葉に針を仕込み僕へと無数の報復を繰り返すだろうけれども僕は綺麗な夕焼けに溶けつき君の短い青春期に青い青いシ…

僕のこの幹、血の繋がり柔らかい花弁に触れてみる葉脈はやがて静脈になって僕は縛られているこのひと季節を待って僕は生かされているまたひと季節を割ってコンクリートを破った根が真っ直ぐと下に伸び僕の肢体に絡みついている僕を媒体にして、僕の命を根こ…

夜踊る

スキップでヤマモモの実を踏み潰す ぐちゅぐちゅの赤い汁が白いハイヒールを汚す これは僕が僕のために買った靴だ いよいよ可笑しくなってきた 家の近くの込み入った道 ヤマモモの木が植わっている コンクリートに降るように赤い実が たくさんの何かを汚して…

生物

何もかもを失った 何もかもが必要だった 僕には食べ物が、僕には水が、僕には人間が、僕には体温が、必要だった 何もかもを一挙に手放した 手放しなさいと誰も言わなかった 何を持っていても陰口を叩かれた 何も持っていなくても嘲笑われた 呼ばれてもいない…

結論

丁度いい距離のどこかへ 逃げてしまいたくなった 生きてる間に出会えなかったあの人とこの人 前世と来世を謳うなら どうか今世で幸福を 動き続ける僕の身体に 付いていけぬ出来損ないの精神が 大丈夫と急かすから 僕は今日も自殺する 他者を殺さず済むように…

何処にいても僕を蝕む 君の白い首 何度も捲って確かめたその腕 確かな血管がその下 声で生存確認をしなくては 僕のものだと証明が欲しくて 早くその首に傷をつけて 服の下、無数の不確か どうやって縛ればどうして掴めば 僕はやっとそれを認められる? 僕の…

常時

「可哀想だね」で僕が始まる 朝5時の情景 僕を見ない双眸 僕に触れない指先 偽善と子供 夜行バス、性行為 ボランティアで抱いた未成年 ゴムの不始末、静止 流れ作業と友達の女 知らない世界、僕の世界 鏡に映った澱んだ男 身体すら青に見えてきた 髪を染めた …

上月

全世界から否定された 弾き出された "みんな"の輪に入国拒否された 数人で凝固した それを融解剤で溶かされた 何もかも透過された それだけの人生でした 身体を不意に狂れられた 気持ちが悪くて青を排他 僕には一声すら残らなかった スプライトを飲んで吐い…

結婚賛歌

好きな人が結婚した 好きな人じゃない女を誘拐した どうしようもない感情だった 同情もないほど異常だった 三日三晩立ち尽くした 結婚式場の前でした 僕は白いタキシードを着て 知らない女と手を繋ぎました 繋がれないのは心だけでした 僕を繋いだのは貴方だ…

校生

朝の空気が好き 眩しくキラキラと少し冷たいこの空気が 昼前の静寂が好き 人などまばらで誰も僕を見ないような 曇りの日の空気が好き 温く僕を囲うような 名前を呼ばれるのが好き 綺麗な君に呼ばれるのが好き 優しく心配されるのが好き 涙を流しても知らん振…

出来損ない

ドライヤー後にコンセントを抜く 跳ねた二本の金属部分が人差し指を焼く 付け根が焦げる ジュッ 音が躍る 熱さに身悶え 白く跡になる二本 指輪をつけていた指 跡が線になる 丸く腫れる 汚い指 白い 吐

酔った女は美しい 背水の陣にかかるロック 無駄な梅酒ロック 背後の皮肉 どうしようもないもの 吐き気とウイスキー アルコール度数に比例する情欲 抱き寄せる感覚 口先の半覚 恍惚と連絡 抱き寄せた深刻 肩に寄りかかる芳香と髪触り 長く伸びた前髪と行為 総…

女の子

蕩けるような恋を謳おう 主役は複雑骨折で代打 赤黒蛙と前世に還ると まだ王子にはなれないけど 無駄打ちキッスと相打ちごっつん 継母煮込んで2コンティニュー 慌てる貴方と大体彼方と 既読のつかないLINEスルーして 今夜もベットで枕にソート アインシュタ…

死に方の

僕が死んだとて シビアな話が増えるだけ それを君は誰かに話すだけ 悲哀の種が増えるだけ 別の誰かに愛が映るだけ 大学で席が空くだけ 話したことない人の美談になるだけ 詰まらない取り上げ方をされるだけ 過去をいじくり回されるだけ 踏み荒らされるだけ …

夕方が 講義室の窓にくり抜かれ 四角くオレンジを主張している 僕だけを 切り捨てて走るこの泥舟は 君の心を持ち去るのか 僕だけが 居なくなったこの世界は 違う敵を探し 上手く回っている そうして僕らは 空虚になって 僕はただ1人 空洞になって 空っぽの街…

垢白

僕の水晶は 透明な皮膜に覆われている 双眸は硝子玉 屑の成れの果て 良く似た他人 非情に余剰 睡眠は不要 浮遊と蜉蝣 住所不定の大人の神様 子供には見せない 群がる教師 僕だけのセンセ 余白と孤独 埋めてあげるから さ、仰いで

ことばあそばれ

夕方に追いつこうとする帳に 堪えきれず螺子を吐く 死に体を希う僕の僕は どうやら本当に亡くなったらしい ドライバーが上手く嵌らず 饒舌に口上を垂れ流す 恩情など講師の背には寄る辺もないが 何故だか瘠せたその骨には 空洞と虚動が背中合わせだ 疲労を謳…

780円

夕方の拉麺屋で立ち止まる 木目調の手動ドアを開ける 壁一面に心得なるものが描かれている やけに達筆で力強い つけ麺を注文 200gが胃に滑る 味が少し分からない 店の善し悪しでない 僕の身体が秤を落とした 平たいロース豚のようなチャーシュー 口の端に残…

そうしていいと何かがいう

幼稚園児達の群れに出会った 母親たちの小気味のいい笑いが聞こえる 練習でもしたかのように 一部のズレなくひたりと 園児達は口を揃えて 「皆さんそれではさようなら」 合唱のように 調子ハズレの音が鳴る 社会はこうあるものだと 見せつけられているかのよ…

閃光

ふとした視線の端に爆裂は起こる まるで原子力爆弾だ 小学生の時に見たヒロシマの映像のような光に延々と囚われ続けている その度に僕は目を伏せる 恐ろしく溶けそうな身体を 融解し続けるヒトゴト 僕はいつもあの苛烈な光に追い回されている 講義中、バイト…

ことばあそび

ポップなカルチャー 遊ぶよ春ちゃん 目覚まし1個 口減らしに100個 可愛いの押し売り 機会は商法 会いたいは5億 廃退の誤読 独立詐欺師 メロンパンと帰国子女 鬼哭啾啾 僕を喚べ 転売済みの精神 傷んだ爪先 今夜のお遊び 夕に流るるは雲ばかり

軸甘い

軸甘い 今昔最強の迷惑信者と はんなり教者が 朝顔の弦で ど低脳 脳足りん共 ミキサーでかき混ぜたような声 嘔吐とい・ろ・は・す 瑞ばかりを飲んでは噎せる 日和見感染 英語の歌詞と劣等感 理解出来ない? 言語の違いで分からない 失くした女のイヤリング 1…

ワタシの文学を 簡単に分かってたまるものか さらさらと紐解かれて 分かりやすいと教材にされ そんな文学を 多数に響く文学を こんな教養のない無学問な男だ 賭けもしない つまらない男だ 安定が叫ばれる世の中で 就職すらまだしていない成人の男だ 責任も何…

くち

悪口を覚えたのはいつからか 隣で女が笑ってらあ 静かに女は微笑んで 身ぐるみはいでも知らん振り なんでせう これは一体なんでせう 歯型に唾液 耳に型付き 採られた両親 早々夢は拭い取られて 女と背徳 知らないんでせう

夜遊

妄想の凡人共 選択肢によく常駐 混濁しに欲情中 つまから端まで 沼、殻、柱で僕らができている つまらないことを言うのはやめなよ 愛の言及 よく似た顔立ち 人様もどきの化け物成 爪皮剥いで指輪の成り立ち 肉中こそげ落として留置所、溜り場 ハイドアンドシ…

寒さに閉口

あなたのことずっと見ています バス待ち装い従業員出入口を凝視 まだ電気のついているフロア シフトの割合 入る曜日の確率 割り出し計算 寒さに閉口 噛み潰すコンビニのホットスナック 寒さに閉口 五月の冬 あなたは見えない まだ明るいフロア がたがた震え…

目覚めない

僕はめちゃくちゃなことを言う パッと意識が飛ぶような とんでもない一幕に落ちたい 普通の人間なら目が合うだけで逃げてしまうような そんなランデブーに身を浸したい 僕が酷いことを言う時 君は少しも冷たくない声で、そういうところ嫌いじゃない、といっ…

罪数え歌

いかにも可哀想な被害者諸君 夜の奴隷で柔らかの下僕 僕の手足で滑らかな舌触り 憂鬱の姫にタップダンス 下劣な想像の使途に 何度も逢瀬を重ねた褥 品のない大腿 細すぎる胸骨 吐露した白濁 代替は碎く 月は脆く 教範の誤植 愛された自慢に 廃された襦袢 ア…

世界真実

曇天だ 空が落ちてきそうだ どうせハリボテの世界だ 水平線にはガラスの壁がある 宇宙には宙吊りの恒星たちがいて 宇宙飛行士は飛んだ詐欺師だ 目眩は記憶の改竄だ 目覚めはリセットだ 明日は能無しだ 僕らはモルモットだ もっと歯車を寄越せ 僕が綺麗に回っ…

爛々

目の前には線路がある 灯りに羽虫が群がる 羽根を焦がして翔ぶ 輪を描くようにして不規則に飛散る 何十匹も何百匹も それは僕らが臨んだ宇宙 アレもこれも僕の断片 虫は僕をふいに喚ぶ さぞかし気持ちがいいように、蛍光灯に当たって妬ける 痛くて死んで、そ…

そうだって

さあさあマジックの時間だ 手札もカードも切り終えた 使えない手足を切りそろえ 伸びすぎた前髪前のめり 厭らしい目線詰まんないな 僕を見ない君を見ない 妄想に生きた青春観戦 やけにアレが眩しく見える

ネバーエンド

僕らは嫉妬したい 燃えるような嫉妬をこの身に称え、鬱陶しい程の劣情に溺れ死にたい それ程の人間に人生を捧げて 自己満足のような青春を 這いつくばって 引き摺るように 啜って、噛んで 享受しよう

本音

人の悪口だけでラップ作りたい 罪悪感で目覚めたい 最高に不真面目なテストの出来 人生は死ぬための出来レース 5番アイアンでぶち抜く脳天 相も変わらず綺麗ね晴天 昔の偉人も明治維新も ブレたまんまの僕の指針も 全部許容して一声 全部壊して先生 数の合…

君の遺灰を肩にかける 残り湯が急に冷えていく 焼き切れぬ骨が肺に刺さる 今生の別れと思っていたのに 目が覚めると君を抱きしめてた 君の遺骸に嘘を吐く 君からの便りは途絶えぬまま 遠い昔の君は旅の途中 僕を君に預けてみた

春雨

土砂降りの中、傘を畳んで坂を駆け下りた 長い髪が雨と絡む 額を滴り落ちる雫が桜を反射させる 春雨だ 春の嵐だ 僕を季節が抱きとめてくる 明日の僕へと、取り逃さぬように さくらは踊るように舞う、散る したる雨、温くなる水 透明に色が入る 僕の髪に反射…

存外

甘ったるい俗世に絡まれ天使をやめた。つまらぬ欲情に身を絆されて、ふと気付いたら堕天している。これからのこともよく分からぬまま、世渡りが上手いことだけを取り柄にした。天使を辞めれば手に入ると思ったものがある。人間になってなおさら其れは遠ざか…

すーぱーぽじてぃヴ

僕の身体のはずなのに、思い通りに動かない いつもつまらないことを口走り、 柔らかい実を食んでいる 誰かが何かを犬だと言った 僕は僕を犬だと思った 人間の定義がどんどんどんどんとんとんとあやふやになって 人間は人間を辞めたがっている 人間をやめてし…

喪失届

忘れ物をしたのに、それが何だか思い出せない。 春に忘れたか、夏に忘れたか。 どの季節に忘れたのかもわからない。 いつの間にか置いてきてしまったことだけを覚えている。 喪失感だけを置いて、それは忘れてしまった事実を僕に誇示する。 それが何かを知る…

甘やかされるの。 きっと私、あなたを好きになる。 私を一部の隙もなく甘味で満たして、なんにもしらない顔をするから、一つずつ丁寧に教えてね。 欲しいものはあなたの人生。 でもそれだけじゃきっと足りなくて、他のものも欲しがるわ。 仕方が無いわね、底…

分界

この世界は普遍お変わりなくこの言葉は依然変のままで柔らかなビオトープの花がついて咲いてのたまって嫌なことがたくさんあるんだその嫌なことを君に押し付けて僕だけの倫理理論価値見出せなくて困ってるの愛とか愛とか静的な?黙する上に年重ね嘘つきの僕…

人間辞め

僕は今小説を読まなければならない その世界に逃避しなければならない 今すぐに、早く そうでないと、僕は自分を殺してしまうかもしれない 何もかもが耐えられない 僕は僕をやめないと、僕でいられない 防空壕の中に、身を屈めて震えなければならない みつけ…

存外

僕はわかりきった顔で過ちを犯す こんなに死にたくなるくらいなら、酸素を吸わなければよかった 息を止めて、苦しくなって 尚もやめず、愉しくなって 皮膚は青白く、頬は小汚く 脳裏に浮かぶのはあなたばかり 愛されたいのか 自分勝手に愛を図れたいのか 何…

Sleeping Beauty

僕は彼女の高い体温しか知らない。 静かに寝息を立て、無防備に身体を布団に沈め、熱くなる体を持て余す姿を。 柔らかな肢体を少し傾げ、僕を見ないふりするその姿しか。 彼女の熱は僕に移り、身体の芯を熱で埋める。 熱い彼女の身体とは正反対に冷えゆく末…