生的過干渉

僕の劣情、散文、君への過干渉。

僕の地名に関する質問を してきたのはあなただけだった 花の名前の地名だから そこにはその花が咲いているのと 単純な質問が 僕への興味が 僕の地名を 覚えていたことが 全てが鮮明に 嬉しかった

紀行

深夜バスに乗っていたんだ 僕の椅子の下 紺色のハイカットに何かぶつかって 突起物が僕の踵あたりを 覗き込んで見てみて それは3色からなる配線 黒い塊がくっついている 明らかに飛び出てはならないそれ 何度覗いて見ても そこから配線がこんにちは と 慌て…

全日

春の雨は僕に紅茶を運んできた 数ページもの間に綴られるのは形への哀歌 存在すら輪郭を得たがり、 僕は僕を保てなくなった 君の中に僕はいるか それは何世代前の僕か 形創る前に 幾つもの 偉大な感情を取りこぼしてはいないか 最終バスの常連共の 見慣れた…

送信

何かが蠢く4月、春の中 あなたは僕を捨てたでしょう 愛くるしいその体躯の中に 詰まりに詰まった血肉 押し忘れたバスの停車ボタン 残った血痕、過去と心中 指輪がなくてプロポーズできない

親愛なる

ここ数日 本当に何もなかった びっくりするほど なにも なかった それなのに酷くプライドが痛むのだ それなのに 酷くなにか が 痛むのだ なにもない のに 僕が夢を見て、 まる5日ほど、 眠っていた だけ なのに なにか が ぽっかり 穴を開けているのだ 誰か…

エンザイ

才能と文章は こうやって枯れ果てるのだと 身をもって感じさせられている僕は その指先からジリジリと いたぶられているような その精神から全て 焼かれ踏まれているような 何も考えられない 何も思いつかない この唯一の脳が稼働するのは ぼお、とインター…

僕は生きている 詰まらぬ言葉を抱き留めて 愛していると皮をめくって 吐き溜めに両腕を突っ込んで それが現在時刻でないことも 「変わること変わらないけど ひとりぼっちで生きる勇気を」 今晩も挫・人間に生かされる

僕ときみの限りない無関係 際の際まで極彩色 ジッパー下ろせば爛れて水疱瘡 肌色と貴方に五里霧中 散らばったカードに面影を見出すが さてもそれは蒼くなって 別の衣を映した

そはら

春の丸い光の粒が 四角い箱の上と横に 一心不乱に降り続けている 柔らかな毛束の少し先から 市販の香料の香気が立つ 半歩先を往く虐めたがりが 僕と誰かの髪を毟る 一線上に起る事柄 夢の中でのいつもの接吻 愛を撲る柔和な貴婦人 さはらぬ神に祟り神 秋の孤…

地下鉄

地下鉄の地面が薄汚れているのは 誰かの血痕と嘔吐のせい 今座っているこの椅子には、何千、何億の痕跡がある 駅名にかかるのは香水か腐臭 吊革に染み付く劣等遺伝子 子供がこぼした真っ白のアイスが、またこの地下鉄を汚していく イヤホンの音量をあげる度…

深夜

もう二度と教室にはいけない 底で這いつくばっているのは いつも私と僕だから 机の奥の方に、 今も議事録が、台本が、必要書類が、 提出する場所もない 代わったのは人と、名前 あの時どうすれば、 考えるだけ無駄なこと 何度反芻しても、汚い気持ちを抉るだ…

銀橋

学費を計算してみた このままだと僕は大学卒業後 無職になる もしくはフリーター 今現在、学費が30万足りない どう足掻いてもあと一月で稼げる額じゃない 親ももうお金が無い 当然縋れるわけもない 就職活動もしていない 企業の人の前に出ると、大学で大勢に…

こい

避け続けてきた王道の音楽に 無様な僕の色恋が 全否定されていくのに 同じ曲を何度も何度も 反芻せずにはいられない 僕の身体も心も 溝に突き落とす いつものアンダーソングは 昨日からとっても耳障りだ 僕の目の前にある 人から外れた吐瀉物が 僕の前でのた…

つぶさに

君はまだ僕を読んでいるか? そんなわけないだろう 自惚れるな見苦しい それでもここからでしか 言えないことがある 君は詩を書くことをやめたのか それすらも僕にはわからない 新しい恋人はできたか 愛し合える何かを見つけたか 友達とは楽しくやっているか…

就職は直接とは死に繋がらぬが、図らずとも死を近づける

僕のお嫁さん(脳内)が大学を卒業したあと無職かもしれないという設定で 僕は就職活動を再開することにした 説明会にしかろくに行ってなかったぽんこつ文系大学生(私立)が どこでもいいからと思ったところで 本当にどこでもいいわけがないのだ 土日祝休みで、…

そうあい

あなたは ふ、 と悪い顔をして笑う 鷹の目をした彼のことだ 原稿用紙に散らばる、そう、インクは 真っ青からいよいよ、色が抜け 透明でもう見えなくなってしまった 連絡先は到底消せない 意気地無しで屑だと罵ってくれ それでいいから もう一度、醜く夏に殺…

そうし

君の歌を、聴きたくなった もうそれはずっとのこと なんだけど それをできるところに僕はいなくて 録音した雑音入りの君の歌声は もうとっくに 壊れたiPhoneと心中で 久々に行った君のバイト先も 君の最寄り駅も どこにも本物の君はいなくて 時間で これ が…

停止

酷く孤独を感じる 前よりも何よりもずっと 誕生日は独りで過ごした バイトに行って、部屋で泣いていた 私は就職できてもいない 活動すらほとんど出来ていない 誕生日ケーキもなかった ましてやプレゼントに 誰かからの通知も 酷く孤独で空虚だった 昔行った…

最早どこにも居場所などない 期限切れの甘食に 誰も口を聞かない私だけ 就職活動もしていない やり方もわからない バイトも行けない 就職活動に専念しなさいと週一にされたから 財布の中にお金はない 大学までの交通費も ましてや食費も生活費も 何もかもも…

地獄形アイドルソング 1番

お風呂前に前髪を切った前世での罪洗い流す為此日の為に、咎なき人 噛(は)んでは軈(やが)て ひとを辞めた延ばした命(みこと)洗面台に張り付いていく! (好きな男子(おのこ)に赤い詰めのマス 嫩(わか)い処女後、血糊点) 切り揃えた(罪!)(罪!)(罪!) …

金魚

僕は常々、身体の不調を書き殴っていたわけだけど、 遂にその不調の根幹に迫る、真実を発見したようだ 僕の体にはおそらく腫瘍があるらしく、もしかしたらそれがとっても良くないかもしれないのだ まだ何もわからない 明日も検査、検査だ 今まで散々、死んだ…

スガル

連絡がこないと言うことは つまりそう言うことなのだ 説明会に参加した企業然り 初投稿の小説然り 別れた恋人に至るまで 連絡がこないと言うことは もう相手は僕のことなどどうでもいいのだ 微塵も興味がないし ましてや存在すら知らない、頭にない 最後の連…

今晩がまた来た 予定調和のように すべてが上手くいかなくなる 電車に揺られ極寒の シベリアあたりで卸される あなたは今日、ひいては昨日 北極星を惹いたから 天蓋から石屑がばらばらばらと 僕の身体に降って来る それはかつて 宇宙で輝いていた者達 深い意…

ソウシソウアイ

毎日涙が止まらないんだ 意味の無い水分をひたすら失ってるんだ なんで泣くのかもはや分からないんだ 当たり前ができないクズだ さよならしてからのヨルは 自殺待機の養豚場 それから僕は食用に なれない藻屑だ、今廃棄 消えたらどんなに素敵だろうな 僕も僕…

僕に許しを乞う機会をください

周りが頑張ろうとも 今やらなきゃいけないことでも それで自分の人生が決まったとしても 何もできない 体も動かない 頭も働かない これが本当のクズ、僕 ろくでもなし

やっぱり君は 僕以外に恋をした それもまた素敵な恋を 僕から手放したんじゃない 僕は手放されたんだ そうしてそのままずっと 僕がおかしくなっても それでも君をずっと 僕の身体が本格的におかしくなって 死がいよいよ間近になっても 君は素敵な素敵なラン…

キャサリンの新作が出ることを知った クリアするまで割と時間がかかったのを覚えている 僕は新作を買うだろうか 今は手元にVitaがある ゲームが発売される今年の冬 僕は生きているだろうか

馬鹿らしいな、ほんとに僕は 一瞬でも君が 僕を覚えているなんて そう考えてしまったこのがらんどうな精神が 検索画面に打ち出した誰かの名前 花火が綺麗だな、真冬こそ 眼鏡のフレーム何もかも 終わってしまった過去を 追いかけているのは僕だけなのに 深い…

前約

皆既月食を僕は見ない ノスタルジックな夜みたいだ 君は僕を見つけるか 総じて異議を唱えていくのか 真冬の夜中に出歩く憂鬱 ああ言えばこう言う「どうすればいい?」 模試の回答 裏の落書き あの中に僕は生きていたんだ 青春は熱病、今も尚 若さだけでトリ…