生的過干渉

僕の劣情、散文、君への過干渉。

ハレ

iPhoneを割った

画面があまりちゃんと見えない

文字を打つのに不便さを感じる

割れた隙間から黄色が漏れる

ガラスの破片がぼろぼろ零れる

きっといくつかは体内へ

10万ちょっとが灰になる

バイトを休む

心が病む

早起きして

行かなきゃいけない

中毒患者の朝は

はやい

POP

氷をバケツに突っ込んだ

風呂に張ったお湯は62度

やけにグラついてまた足が焼けた

どこにも出ない 体は真白だった

浴槽に沈む男の名はない

僕は半分浮遊 浮遊霊

地縛霊ほど不自由でもない

怨霊ほど何かを恨んでもない

中途半端な死だ、何もかも

志も無駄な自尊心も

 

ボコボコとまた沸騰した

止めにも来ない親は寝ている

深夜4時に沸かし過ぎたお湯

水を飲んで底に沈んだ

 

いつの間にか浮遊 浮遊霊

連帯責任の淡い夢

どうにもならないまま浮遊霊

僕は何度死んでも遣る瀬無いまま

無駄毎

中途半端な都会を右往左往

僕らはいつも中途半端

酩酊駄句駄句曖昧な存在

お風呂は温い

やりっ放しの算数ドリル

書きかけ折れかけ意思自身自信起始

駄言葉狩り覚えて誰かを責め立てる

自分の範囲内コピー&ペースト

無意識下の殺人

被害者意識の外殻、鋭角、多角、野葬

立てた爪がガリリと掻いた

ガリリ、ガリリ、ガリ

ああ檸檬が、

檸檬

意識を

誰か僕に一瞬の檸檬

周囲十位八方塞

僕の周りの女はいつも半生半死

穴の空いたペットボトルに水を注ぎ込んでる

胃にはお得意のデコレート

溜まるのはヘルシー思考のドリンクとビターチョコレート

生クリームに錠剤錠剤

知らない男の唾液と薬液

高身長でもまだ足りない

学歴あってもまだ足りない

バイト先いって駆け込んで

ホテル行く金なくて

ネカフェにカラオケ

一人情事に詰まらんJ-POPに

空っぽの歌詞、空っぽの体

年だけを取っていく

やたらめったらに恋愛ごとを

元彼、今彼、元カノ足りない

カフェに潜って同じ話を五回目ループ

夢追い人が大体元カレ

結婚するのは現実重視

上手くいってると僻んで屈んで

自分の補給法すら分からず

生理と周期と男と会社

世間と家族と恋愛と友達と

何もかもがループして

また朝が来ない

つまらぬ

死ぬほど大好きな人と

しなくてもいい決断と

自分がいることに対するどうしようもない苦しみと

吐き気と頭痛と鈍った感覚と

痛くてしょうがない全てと

止められない何もかもと

死んでも戻らない失敗と

生き返らない僕自身と

何も還らない感覚と

嘘つきの隣人たちと

自分といることの不幸さと

取り返しのつかないことをしようとするこのキーボードと

液晶画面に浮かぶ死にたいの文字と

もはや何の涙か分からない涙に

もう戻っては来ない自尊心と

増えるだけの死にたさと

虚栄心もプライドも沈んでは浮かんで

早く早く早く殺して

早く早く早く早く早く

青少女日記

朝張り切ってポトフを作った

お金もないから大学に持っていった

ウインナーは冷蔵庫にない

何もかも期限が切れて死んでいる

夜中帰って温め直す

親が鍋の前を通ったから温めてと頼む

遅く帰ってきたくせに人に頼むのかと言われる

じゃあいいよと言ったら

人にしてもらわないと何も出来ないのかと言われる

帰宅時間はずっと遅い

それでも精神維持も出来ない

ずっと死にたいずっと消えたい

苦しい死にたい

スープの量が少ないのと温めているのを忘れて沸騰する

スープカップに移す

溢れそうになり少し置く

零れているのに気づき拭こうとする

ミトンがスープで濡れる

慌ててどける

カップから零れる黄金を

拭こうとしたら

手に熱湯ぶっかけた

味がついているお湯

グラグラグツグツのスープ

手が瞬時に赤く弾ける

咄嗟に水に手を入れる

痛みが私を追い込んでいく

スープを冷ますために少し置く

誰かが私に何かを言っている

カップを排水溝にひっくり返す

スープも人参もしめじ茸も肉もどきも玉ねぎも

排水溝に押し込んで

汚く熱い手のひらで

流しては詰める

それでもずっと、

意識がある内の話

泣きそうなほどの頭痛は止まない

吐き気に目眩

何もかも止まない

明日の不安

昨日の反省

ブクブクと痛みは

ヒリヒリと痛みは

ジンジンと痛みは

排水溝に流れるスープに解け混ざる

カギリ

最近金遣いがめっきり荒くなった

お金の計算ができない

前まで周りが引くくらいお金を使わぬ倹約家だったくせに

金勘定も管理もできなくなってしまった

それも食費と交通費のみに消えていく

財布の中はレシートまみれで

なぜこんなに無いのか毎日計算し直しては自己嫌悪

お金が無いと常に人に言っている人間にはなりたくない

そう思っていたのに

僕は底辺だ、人間としても僕としてのプライドも下位だ

何か食べたいどこかへ行きたい、でもそんなこと思ってもすぐどうでもよくなる

できないことは増えた

夜に寝ること、朝起きること

人に素直になること、これはもうずっと出来ない

人との会話もうまくできない

バイト中の会話すら上手く話せなくなってきた

生活への支障も多々ある

何とかしなくてはと気だけが迫る

お風呂もますます入れなくなった

無理やり入るがクラクラと目眩が酷い

人間との距離感もわからない

突き放されるのも甘やかされないのも何もかも死ぬほど怖い

何も信じられないし何もわからない

大事な用事に起きられない

予定だけが詰まっていく

中身はスカスカ 空虚なものだ

頭痛の頻度は増す、外に出る度に吐き気がする

気分が悪くてふらふらゆらゆら

何も食べたくない日が続く

人に会いたくても動けない

実際に人と話すと失敗する

あっても迷惑ばかりかける

とんでもない厄災者だ

役立たずだ

屑だ、ろくでなしだ

早く死んでやれ、早く死んでくれ

そう思うのにどうにも死ねない

宙ぶらりんで首が繋がってる

中途半端で何も出来ない

最低でろくでなし

本当に屑で死ねばいいのに早く死ねよ

早く死んでくれよ

こんな奴を

こんな奴が

生きていることなんて

僕は

僕はもう

もう