生的過干渉

僕の劣情、散文、君への過干渉。

高目

文章を吐かないゴミ屑共め

形容し難い汚い性癖が

並んでこちらを向いてやがる

君はまた それ を書くか

それ に気付いたのが遅かったのか

奥底の心情に、規則的な詩情に

耐えかねたのは君の方なのに!

それでもまた誰かに、それ を綴るか?

君を肯定し、愛しているのは

紛れもなく君だと言うのに

数年前の過去の断片と

混じって消えたそんな僕だ

初版本も

大好きなモヒロも

みんな君が 殺せばいい!!

僕の地名に関する質問を

してきたのはあなただけだった

花の名前の地名だから

そこにはその花が咲いているのと

単純な質問が

僕への興味が

僕の地名を

覚えていたことが

全てが鮮明に

嬉しかった

紀行

深夜バスに乗っていたんだ

僕の椅子の下

紺色のハイカットに何かぶつかって

突起物が僕の踵あたりを

覗き込んで見てみて

それは3色からなる配線

黒い塊がくっついている

明らかに飛び出てはならないそれ

何度覗いて見ても

そこから配線がこんにちは と

慌てて席を移動しようものなら

周りの目が僕を突き刺し

不信感を抱くだろう

僕の真下の爆弾は

それをわかっているかのように

重圧感の中で鎮座している

バスの移動中、いつ!もし?これが?

爆発するかもわからない!

そうなると僕は確実に死ぬ

的確に死ぬ

間違いなく死ぬ

どうしようもなく死ぬ

すごく派手に

びっくりするほど汚く

飛び散って散り散りになって

誰に会うことも無く!

知らない人たちとご臨終

バスは緩やかに運行中

全日

春の雨は僕に紅茶を運んできた

数ページもの間に綴られるのは形への哀歌

存在すら輪郭を得たがり、

僕は僕を保てなくなった

君の中に僕はいるか

それは何世代前の僕か

形創る前に

幾つもの

偉大な感情を取りこぼしてはいないか

 

最終バスの常連共の

見慣れた顔から放たれる憂鬱が

僕の背筋を纏っては染み込んで

僕を同義に変えてくれる

 

柔らかだったのはいつまでか

春は果たして春なのか

数えきれない動線と種火が

その腹の中を満たしているのか

 

あなたはまだ僕の中を

裸足で闊歩する夜桜と

まだ咲いてもないはずなのに

透明八重桜が何層も何層も

目の前に浮かぶ死体と愛憎が

折り重なって僕を睨む

親愛なる

ここ数日

本当に何もなかった

びっくりするほど なにも なかった

それなのに酷くプライドが痛むのだ

それなのに

酷くなにか が 痛むのだ

なにもない のに

僕が夢を見て、

まる5日ほど、

眠っていた だけ なのに

なにか が ぽっかり 穴を開けているのだ

誰かが 僕の中 から 消えて 消えている

それは LINEの画面から僕に

何かを酷く 訴えているのだ

僕が 消したはずなのに

僕が 抜いたはずのに

僕に埋められぬわけがないのに

それ を

消してしまうのが

都合いいので

忘れてしまわねば

愛されぬので

消してしまわねば

死んでしまうので

何かの痕跡を

血痕を

血の着いた汚いテーブルクロスで

拭いて拭いて、拭いて

僕のカッターシャツ

何度も、拭って、割って

血まみれのそれを纏って

とりあえず               あいにいこう

エンザイ

才能と文章は

こうやって枯れ果てるのだと

身をもって感じさせられている僕は

その指先からジリジリと

いたぶられているような

その精神から全て

焼かれ踏まれているような

 

何も考えられない

何も思いつかない

この唯一の脳が稼働するのは

ぼお、とインターネットから

直接ぶっ刺した

金属の破片が震えて伝わる

音楽だけでして

 

文も書けぬ僕に

生きる意味などないと

そう、大きく息をするように

毒霧の中を

僕の精神だけが

何度も何度も

行ってはきたり

 

あなた だけを 待って、 いるのに